王子と少年

ミュージカルと社会を地続きにする
考察ヲタクの行動日記

子どもを通して、大人のあり方を考える。

どうも、こんにちは。
ミュージカル考察ブロガーの、あきかんです。

劇団四季ミュージカル
『王子と少年』を観てきました。
この作品名を見た時は
「知らないな」と思っていましたが
児童文学作品
『王子と乞食』のことなんですね!

そっか…乞食って、
今は差別用語なのかと
1つ勉強になりました。

そして何が勉強になったかって…
この作品、
テューダー朝が舞台なんですか?
っていうか、
エドワードが主人公なのですか?
あの“ヘンリー8世の息子の!?

じゃあ、観るしかないでしょう…

『SIX』関連作品として観たので、
それを踏まえた感想になりますが。

まず…舞台上にヘンリーがいる!
(いてもいいでしょ)
次に…よく東京に蘇れたな!
(いや、蘇ってはいない)
そして…肥満体じゃない!
(原作ではかなり色々書かれている)
最後に…暴君じゃない!
(ここはポイント)

パンフレットにも書いてありますが、
ヘンリー8世は
法律を側近に悪用されるという立場。
なので基本、
悪い人としては描かれていない。

父と子、王と王子の話なので
父・王が悪人すぎるのは良くないか?と思いながらも、
個人的には王による劣悪な政治が
描かれて欲しかったです。

というのも、原作の方には
王による度重なる法律変更によって、
職を失った聖職者が登場し
彼が目の前の少年が
エドワードと気付き、無念さ、
悔しさ、怒りを晴らすために
首を絞めようとするシーンあり。
※ヘンリー崩御後なので
 エドワードは王。

私はこのシーンが物凄く好きで。
エドワードが知っていた父の姿と
父が実際に国に対して
行っていることの現実を
エドワードは突き付けられるわけで、
この「現実見ろよ」感には
特に納得感があったんですよね。

このシーンはカットでしたが、
火刑に処させる女性を
見続けるしかないシーンは
原作通りで嬉しかったです。

あと。個人的に一番ツボだったのは、
1幕でヘンリー役のキャストさんが
2幕で貧民の長をやっていたこと。

もの凄く楽しそうに取り仕切っていて
「休め!もっとちゃんと休めぇ」とか
音楽に合わせて「ヘイ!」とか
「ヨッ!」とか言ってて。
貧民として蘇り、
貧民目線で社会を見て、
自身のHistoryを書き換える的な!?
とか思いながら、
一人で楽しんでおりました。
※あ!
 本作、妻や姉たちは登場せず。
 年が近いジェーン・グレイのみ。

いつもとは違う客層で、
にぎやかな客席の中、
登場人物と一緒に歌を歌いながら
劇場を後にしました。
子どもでにぎわう劇場、好きです。

みんな、大人になったら
『SIX』も観てねー!

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今回『王子と少年』のチケットは、ご一緒した和奏さん(@wakanavi_ensei) に確保いただきました!
いつもありがとうございます❤️(もちろん、HUBもご一緒しました)

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