音楽の仕事には「専門職」のイメージがあることから「未経験が仕事に就くのは難しい」と、諦めてしまう方が多いです。
しかし「メンタル心理ミュージックアドバイザー」や「音楽療法カウンセラー」であれば、未経験でも資格を取得し、音楽の仕事に就けるチャンスがあります!
今回は「活躍の場」と「未経験・試験なしで2資格を同時に取得する方法」を紹介します。
Contents
【2資格】音楽を聴くのが好きな人向け
今回紹介するのは、次の2資格で、いずれもカウンセラー系の仕事です。
音楽を聴くのが好きな方に、この資格を紹介する明確な理由があります。それは、私たち音楽好きは、日常的に音楽で心をケアしている側面があるからです。
音楽を聴いている時、ライブに参加している時、ミュージカルを観ている時、心が洗われたり、救われたりすることってありませんか?
私は日常的にミュージカルの音楽を聴いていますが、ある曲では前向きな気持ちに、ある曲では気持ちが楽になります。逆に、辛い時にアップテンポな曲を聴くと、気持ちが不安定になってしまうこともあります。
このように音楽の特性を理解し、人々の精神的なケアに活かしていくのが「メンタル心理ミュージックアドバイザー」と「音楽療法カウンセラー」です。
無意識的にこの作用を体感している私たちが、知識を身に付け、資格を取得すれば、この先カウンセラーやアドバイザーとして活躍できると考えています。
【活躍の場】音楽教室、マッサージなど
これらの資格を初めて耳にする方は「需要があるの?」と感じるでしょう。日本ではマイナーな資格で、資格を持っているだけでは、仕事に就くのは難しいのが現状です。
ただ、音楽療法最先端の国々では、治療として認められており、保険が適用されます。日本でも効果について科学的な証拠を示す動きがあり、近い将来、音楽療法が治療の1つとして定着する可能性が高いです。
現在、資格を持っている方の多くは、音楽療法と他の仕事と掛け合わせて活躍の場を広げています。例えば次のようなかたちです。
- 音楽療法×音楽教室
- 音楽療法×マッサージ
- 音楽療法×介護施設
- 音楽療法×特別支援学校
このうち「音楽療法×音楽教室」の例を見ていきましょう。
ブロードウェイ経験者など、超一流の講師が所属する音楽教室【SoulCreateMusic 音楽教室】では「女神サロン」というコースを設けています。
「女神サロン」は、LGBTQsの方を対象とした、マンツーマンのボイストレーニングコース。
「なりたい声」をヒアリングしながら、心理面に寄り添い、呼吸や会話における発声方法の習得をサポートするレッスンです。
「女神サロン」を担当する講師陣は全て、2つの資格を所有しています。
これは「技術としての音楽(ボーカル)」と「療法としての音楽(カウンセリング)」が掛け合わせた良い例です。
例えば、ミュージカル俳優を目指してボーカルレッスンを受け続けてきた方であれば、これらの資格を取得することで、仕事の幅が広がります。
資格概要
「メンタル心理ミュージックアドバイザー」と「音楽療法カウンセラー」について、詳しく見ていきましょう。
メンタル心理ミュージックアドバイザー
「メンタル心理ミュージックアドバイザー」の資格所有者は、主に医療・介護・学校の現場で活躍されていることが多いです。資格の概要を見ていきましょう。
資格内容
「メンタル心理ミュージックアドバイザー」は、心、身体、そして音楽との関わりを理解し、音楽によって心身の健康維持を目指す人に与えられる資格です。
- 人間を心の側面から学ぶ
- 心が身体に与える影響を理解
- 心身に対する音楽の作用を理解
- 音楽の利用方法を学ぶ
- 音楽の癒し効果を最大限に引き出す
- ストレスなどの問題改善
- 心身の健康維持を目指す
仕事内容
セラピストやカウンセラーの仕事に近く、カウンセリングを通して精神状態にあった音楽療法をアドバイスしていきます。
- カウンセリングを通して相手と接触
- 精神状態に合う音楽療法をアドバイス
- 音楽療法の効果を言葉で伝える
- 相手のメンタルを考えて対応
求められるスキル
カウンセリングは知識に留まらず、心地よいコミュニケーションが求められる仕事です。
- 悩みの引き出し方が課題
- 音楽の感じ方は人によることを理解
- 音楽の聴き方は人によることを理解
- その場において最適な方法を考える
- 最善を提示する気持ちが大切
受検者の声(受検したきっかけ)
資格を所持している方が受検をしたきっかけはさまざまですが「音楽系の仕事ができる」、「人を癒せる」、「未経験でも取得できる」といった理由が多くみられました。
音楽好きで、音楽関連の資格が取りたいと思った。
家族の介護のため、少しでも心安らぐものはないかと考えた。
初心者でもゼロから学べる資格だった。
精神的にも肉体的にも、人を癒すことができるのが音楽だと感じた。
ストレスを、音楽を聴くことで気持ちを切り替えていたから。
特別支援学校で働いており、知的障害を持つ子どもに音楽を聞かせると笑顔になってくれたから。
正しく音楽を聴かせることで、子どもを健やかに育てることができると考えた。
ストレス解消に音楽を聴いていたところ、状況によって不快に感じることに気付いたから。
デイサービスで働いており、音楽療法を取り入れたかったが、講師を導入する予算がなく、自分が頑張ろうと思い立った。
寝つけない夜、ヒーリング音楽を聴いて寝ることが多く、心理的な作用に興味を抱いたから。
音楽療法カウンセラー
「音楽療法カウンセラー」の資格所有者は、主に医療・介護・学校の現場で活躍されていることが多いです。
また、高齢者施設、児童養護施設、病院、福祉施設まで活躍の場が拡大してくるものと思われます。資格の概要を見ていきましょう。
資格の種類
「音楽療法カウンセラー」は、生活における音楽の効果・役割・重要性を理解し、空間における音楽の利用方法を身につけた人に与えられます。
- 音楽療法の歴史、普段の生活の中における音楽の効果など知識を習得
- 音楽の役割・重要性を考え、空間における音楽の考え方・利用方法を身に付ける
仕事内容
医療現場での活躍が多い仕事で、精神的に不安定な方、精神疾患のある方、認知症の方、身体・発達障害の方を対象に施術を行うのが一般的です。
音楽療法は感性に問いかける性質の為、良い刺激を与えるという効果から、特に発達障害や認知症での活用が期待されています。
- 音楽を聴くことで、前向きな気持ちで生きてゆける活力の向上を目的
- 実際に音楽を奏でたり歌うことで、脳が活性化されたり、身体のリハビリとしての役割も担う
受検者の声(受検したきっかけ)
現在資格を所持している方が受検をしたきっかけはさまざまですが「音楽系の仕事ができる」、「人を癒せる」、「未経験でも取得できる」といった理由が多くみられました。
心や知能に障がいをを抱えた人たちを救える代替医為だと考えたから。
音大卒業後、違う形で音楽に関わりたいと思った。
心理カウンセラーをしており、音楽は人の心を癒すのにとても良いと実感した。
カイロプラクティックの仕事をしており、BGMを決めるのに役立つのではと考えた。
「音楽を聴くのが好き」の延長線上に、仕事としての音楽が存在します。
「メンタル心理ミュージックアドバイザー」と「音楽療法カウンセラー」は、これからあらゆる業界での需要が見込まれる仕事です。
まずは資格を取得し「音楽の持つ癒しの役割」や「ストレス社会における音楽と付き合い方」について理解を深めていきましょう。
2資格を100%取得する方法
「受検が面倒」と思われる方、ご安心ください!SARAスクールなら、2つの資格を受検なしで同時に取得することが可能です。
2つの資格は、もともと異なる協会が認定している資格。
- メンタル心理ミュージックアドバイザー:日本メディカル心理セラピー協会(JAAMP)が認定
- 音楽療法カウンセラー:日本インストラクター技術協会が認定
そのため、本来であれば、各協会に対して申し込み、支払い、受検する必要があります。
しかしSARAスクールでは「プラチナコース」を受講することで、認定試験を受検することなく、100%2つの資格を取得することが叶います!
プラチナコースの内容は次の通りです。
- 資格試験:免除(課題提出のみ)
- 認定試験受検費用:免除
- 期間:資格取得まで6ヶ月(最短2ヶ月)
- 添削回数:5回 (卒業課題+1回)
- セット内容:
ガイドブック
受講証
受講カード
学習テキスト(01、02)
練習問題/解答
模擬試験/解答
添削課題(5回分)/提出用紙
質問用紙
封筒
卒業試験 ※講座修了証、資格認定証は無料。合格認定証、合格認定カードは別途有料。
「基本コース」と比較すると、受検料20,000円の差しかありません。(各試験、10,000円)
言い換えれば、受検料を払うことで、確実に資格がとれると言えます!
初期費用を抑えるために「基本コース」を選んでも良いですが、万一、試験に不合格となった場合は再度受検することになり、「プラチナコース」より高くついてしまう可能性があります。
デメリットがあるとすれば、1人でモチベーションを維持しなければならないことです。しかし、受検しなければならないという精神的負担はないので、自宅やカフェなど学習環境を変え、目標を明確にしながら、1日30分をペースに学習していきましょう。
資格を取得は、あくまでも通過点です。特に次のような方には、2つの資格を確実に取得できる、プラチナコースをオススメします。
- 確実に資格を取得したい方
- 自己学習は難しいと感じる方
- 在宅で学びたい方
- 課題を提出頂だけしたい方
また、試験会場に行く必要もないため、完全在宅で資格の取得が可能です。
未経験でも音楽の仕事に就くことができます!
まずは「メンタル心理ミュージックアドバイザー」や「音楽療法カウンセラー」の資格を取得するところから始め、活かせる業界があるか、視野を広げていきましょう。
音楽に関わる仕事に興味がある!でも、楽器が弾けない未経験でもできる仕事ってあるのかな?