ギターは目にする機会の多い楽器。憧れの楽器になっている方も、多いのではないでしょうか？
憧れの楽器だからこそ「弾けたらカッコいいだろうな」という思いがある一方で「難しいかも…」と諦めてしまう方も少なくないはず。しかし、ギターは「始めてみたい」と思う方が多いため、初心者向きの講座が数多く存在しています。
ここでは、ギターとはどんな楽器なのか、全くの初心者でも弾けるようになる方法はあるのか紹介していきます。
「昔やってみたけど挫折した」「以前チャレンジして途中でやめてしまった」といった方も大丈夫！あらゆるタイプの講座を知り、自分に合った方法を見つけていきましょう。
Contents
ギターってどんな楽器？
「ギター」と聞いて、まずイメージするのはエレキギターではないでしょうか？バンドでかき鳴らすギタリストに憧れて「エレキギターを始めたい」と思う方が多いでしょう。
しかし、単体では音が鳴らないエレキギターは、初心者向きではありません。初心者の方はアコースティックギターから始めることをオススメします！
ここではギターの特徴を簡単にみていきながら、どんな楽器か知ることから始めていきましょう。
歴史
ギターの歴史は、紀元前3000年頃までさかのぼることができます。その時期古代エジプトで描かれた絵に、ギターによく似た楽器が描かれているとか。その後の発展について分かる資料はないものの、様々なかたちに作り変えられ、世界に広まったと考えられています。
現在のギターの原型は、スペイン。14世紀から15世紀に移り変わる頃、最初のギターと呼ばれる「ビウレラ（vihuela）」が楽器が生まれています。
現代のギターの直接の先祖に当たる楽器（単弦の6コースの楽器）は、1800年代にヨーロッパで普及しました。「19世紀ギター」とも呼ばれるその楽器は、制作者によって形状・サイズも様々でしたが、ギター製作家アントニオ・デ・トーレスによって、現代ギターの基礎が作り出されています。
名前の由来
ギターという名称の由来は、古代の「キタラ（kithara）」にまでさかのぼることができます。
キタラは古代ギリシアの弦楽器ですが、近代ギリシア語では、ギターを意味する言葉になっています。
特徴
弦を振動させることによって音を出す撥弦（はつげん）楽器。弦が６本張られており、指やピックで弦を弾くのが特徴です。単音もコードも奏でることができるため、ソロ、セッション、アンサンブルなど、幅広く楽しめます。
また音楽ジャンルも幅広く、クラシック、フラメンコ、ジャズ、ロック、ポップスなどで見かけます。
種類
ギターは大きく分けて ３種類あります。
初心者向きなのは「アコースティックギター」です。エレキギターもカッコイイですが、アンプなど別の機材が必要になってくるため、まずはアコースティックギターから始めましょう。
弾き方
ギターの弾き方には、大きく分けて２通りあります。
- 弾き語り
メロディを歌い、伴奏を弾く方法。バンドやシンガーソングライターによく見かける奏法。 - ソロ弾き
メロディも伴奏もギターのみで弾く奏法。
初心者向きなのは「弾き語り」です。ソロ弾きは少し難しくなりますので、ギターに指が慣れてきたら、ソロの練習もしてみてくださいね。
「弾き語り」が初心者向きなワケ
弾き語りが初心者向きな理由は、ギターで伴奏のみを弾けば良いからです。
「歌を歌いながらギターを弾く」と聞くと難しい印象を受けますが、好きな曲のメロディは弾くよりも、歌う方がずっと簡単。
そもそも好きな曲って、楽譜がなくても、鼻歌で歌ったり、自然と口ずさんでいたりしていますよね。弾き語りは、それに伴奏（コード）を弾くだけなので、高度な技術を必要としません。一方で、メロディを弾くとなると一気にハードルが上がります。
ミュージカル好きでギターが気になっているなら、歌も歌える弾き語りは一石二鳥です！
「弾き語り」と「ソロ」の違いがイメージできない…という方は『リトルマーメイド』の「アンダーザシー（Under the Sea）」で比較してみましょう。
まず、弾き語り。指で弦を押さえながらコードだけを弾いていると分かります。慣れないうちは難しいかもしれませんが、片手をジャカジャカと上下にかき鳴らすだけなので、１ヶ月ほどでギターに慣れることができます。
一方の、ソロ。メロディも弾くので、テクニックとしては高度。両手を細かく動かすことから、指が弦になれていないうちに始めると、挫折するきっかけになってしまうかもしれません。
自宅にいながら、ギターを習う３つの方法
初心者にオススメな「弾き語り」ですが、習いたいと思っても教室に通うのは腰が重い…という方、少なくないと思います。興味はあるけど、いつまで続けられるか分からないものに、高いお金は払えないですよね…。
そんな時に便利なのが、自宅にいながらギターを習う方法です。
自宅で習う方法は、「講座DVDを見る」と「オンラインレッスンを受ける（コース制・単発）」の３通りあります。
あなたの生活環境と照らし合わせながら、自分にあった方法を選びましょう！
「講座DVD」でギターを習う（スマホからの動画確認も可能！）
１つ目は「講座DVDを見る」方法です。
この方法がオススメなのは、次のような方です。
- 初心者・楽譜が読めない
- 自分のペースで習いたい
- 復習を繰り返し行いたい
- DVDプレイヤーがある（なくてもOK！）
- 緊張しやすい
講座DVDでギターを習うメリットは、準備・移動・スケジュールを気にしなくて良いこと！
先生と直接顔を合わせるわけではないので、身だしなみを気にしなくて良いのも、案外メリット。朝起きてすぐ、夜寝る前になど「やりたい！」と思った時にDVDを再生するだけで良いので、気軽に受講できます。
また「DVD・教本を見るギターを弾く→苦手な部分を復習する」を自分のペースで、何度も繰り返せることから、気長にやっていけるのもポイント。先生を前にすると緊張してしまう…という方にもオススメしたい方法です。
また、DVDプレイヤーがない方でも、スマートフォンから動画が見られるので、安心してくださいね。
人気講師「古川忠義（ふるかわ ただよし）」先生
講座DVDのギター講師は「古川忠義（ふるかわ ただよし）」先生。
生徒さんからは「とにかく面白く、笑いが絶えず、楽しい先生！」と評判の、人気講師です。表情や語り口調も穏やかで、優しい印象があります。
- 関西中心に18ヵ所でレッスンを運営（東京での開催もあり）
- モットーは「笑顔で楽しく！」
- 常時80名～100名の生徒さんを抱える人気講師
- 受講者数9,000人突破（2023年）
- ギター講師から「教え方講師」として招かれることも多い
ギターの教本も数多く手掛けていらっしゃいます！
ウクレレの講座DVDもあるので「ウクレレも気になっている！」という方は、併せてご覧くださいね。
楽譜が読めなくても、弾けるようになる工夫がされている
DVD講座の特徴は「楽譜が読めなくても、指１本からスタートできる」こと！これが、短期間でギターを弾けるようになる近道です。
- 指１本から始められる
- 丁寧な解説本
- コードから覚えず、曲を弾くことからスタートするので飽きない
- 弦の押さえ方が書かれた専用楽譜で練習
この講座を受講して、不満と答えた方はゼロだったよう。「満足した」が８割、「普通」が２割と、初心者に評判です。「楽譜が読めない…」と気後れしている方も、安心してくださいね。
丁寧な講座（レッスン）内容
講座は３部構成になっています。
第１弾から第３弾まで、初心者の負担にならない構成になっているので、１つずつご自身のペースで講座動画を見ていきましょう。
練習曲が少し古い…と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、いずれも名曲です。まずは名曲で指を慣らしながら、自信をつけていきましょう！
ギターをご自身で用意する必要がありますが、ケース、チューナー、ストラップなどが付いた「アコースティックギター初心者キット」は、ネットで7,000円ほどで購入することが可能です！
「コース制のオンラインレッスン」でギターを習う
２つ目は「オンラインレッスンを受ける」方法です。
この方法がオススメなのは、次のような方です。
- 初心者・楽譜が読めない
- レッスン内容を繰り返し見たい方（録画機能あり）
- オンライン（Zoom、Skypeなど）に慣れている方 ※サポートデスクあり
- マンツーマンレッスンを希望の方
- 楽器を自分で用意できる方
現代は仕事や授業がオンラインで可能な時代ですが、実は音楽教室もオンラインレッスンの受講が可能です！
ギターをご自身で用意する必要がありますが、ケース、チューナー、ストラップなどが付いた「アコースティックギター初心者キット」は、ネットで7,000円ほどで購入することが可能です！
「思い立ったが吉日」を大切に、ギターのある生活を始めましょう。
THE POCKET
オンラインレッスンを展開しているTHE POCKET
は、日本初のオンラインギターレッスン専門スクールです。
選べる「プロの音楽講師」
THE POCKETの特徴は、音楽講師を選べるところです。
また、決めたらずっとその講師…というわけではなく、自分の都合で講師の変更が可能です。月単位での変更が可能なので、色々とレッスンを受けて、自分にピッタリの講師を見つけましょう！
講師陣は、現役のミュージシャンであると同時に、豊富なレッスン経験がある方ばかり。技術・知識はもちろんコミュニケーション能力にも長けています！オンラインが初めて…という方も、安心してくださいね。
融通の利く「スケジュール」
通学タイプの音楽教室だと「毎週●曜日●時～」というように、レッスンスケジュールが決まってしまいます。しかしTHE POCKETでは、次のようにレッスン時間が自由です。
生徒様からは「あまりにも便利すぎて、もう普通のレッスンには戻れない！」との声も上がっています。
- レッスン時間は9:00〜23:00の間で自由に受けられる
- 好み・やりたいことに応じたレッスンを組み立ててもらえる
- 24時間前までの連絡で、振替レッスンにも対応
- レッスンプランの変更が、月単位で変更可能
受講者数は2,000名を突破しており、その３割が全くの未経験から受講！生徒さんの平均年齢は32歳で、約８割の方が社会人から受講を開始しています。仕事で忙しくても、オンラインで効率よく練習できることが、魅力のよう。2022年の顧客満足度は97.1％と、評価も高いレッスン形態になっています。
３種類のプラン
THE POCKETのレッスンプランは３種類あります。
入会金：０円
オリジナルテキスト：０円
レッスン時間はいずれも50分/回
- ライトプラン
月額料金：7,600円（税込）
レッスン回数：２回/月 - ミドルプラン
月額料金：9,980円（税込）
レッスン回数：３回/月 - スタンダードプラン
月額料金：12,800円（税込）
レッスン回数：4回/月
レッスンだけでなくテキストもデジタルなので、日常的にスマホやタブレットを使用している方にはぴったりです。ペーパーレスなのも嬉しいポイントです。
- コードやメロディー、基本テクニック、カラオケ伴奏付きの練習曲など、楽しく学べる仕組みがいっぱい
- 受講者同士が交流できる場もご用意しています。ギターや音楽、同じ趣味を持つ仲間が集います
安心の無料体験レッスン
「オンラインレッスン、気になる…」という方は、まず、無料体験レッスンを受講することをオススメします！入会した後も、最低継続期間などがないので、気軽な気持ちで始められれますよ。
- 無料体験レッスンを受講（25分間）
- 入会の検討（電話による勧誘などなし！）
- 好きなタイミングでレッスン開始が可能
「思い立ったが吉日」を大切に、ギターのある生活を始めましょう。
椿音楽教室
椿音楽教室も、オンラインレッスンを展開しています。
ギター専門ではなく、いわゆる音楽教室のオンライン版といったイメージ。他の楽器にも興味のある楽器がある方は、椿音楽教室をオススメします。
ピアノ、エレキギター、アコースティックギター、ウクレレ、エレキベース、ドラム、DTM 、声楽、ボーカル、バイオリン、サックス、トランペット、フルート、クラリネット、オーボエ、トロンボーン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、琴、ソルフェージュ・楽典、作曲、指揮
担当制のマンツーマンレッスン
オンラインレッスンの良いところは、グループレッスンではないところ。
音楽教室によっては、グループレッスンをやっているところもありますが、マンツーマンレッスンでは、あなたのペースに合わせてレッスンが進みます。講師も担当制なので、希望や進み具合を踏まえてレッスンしてもらうことができ、安心です。
自由なスケジュール
椿音楽教室のオンラインレッスンは、10時～22時で自由にスケジュールを選ぶことができます。
レッスンのために予定をあけるのではなく、空いている日にレッスンをする感覚で始められますよ！
安心の無料体験レッスン
椿音楽教室は無料体験レッスンを用意しています。「気になる…」という方は、次の手順で申し込みましょう！
- オンラインLessonの体験申込フォームから申し込み。
- メールアドレスに体験レッスンの案内が届く。
- 内容に了承し返事をしたら、体験レッスンの予約完了。
- 予約確定メールで、当日の流れと事前準備を確認。
- 体験レッスン当日：開始時刻５分前に教室より体験レッスンへの招待URLが届く。
- URLへアクセスすると、Zoomでのビデオ通話がスタート。
- 約30分間、講師とのオンラインレッスン。
事前に必要になるものは、次の通りです。
- zoom
- パソコン、タブレット、スマートフォンのいずれか（WEBカメラ、マイク、スピーカー、イアホンも）
- インターネット環境
オンラインレッスンは初めてなので不安…という方も安心してください！スタッフと実際にzoomを使用して動作確認ができるので、椿音楽教室に問い合わせてくださいね。
「単発のオンラインレッスン」でギターを習う
コース制のオンラインレッスンが「ちょっと高いな」とか「もっと気軽に始められると良いんだけど…」と感じた方は「ストアカ」での受講がオススメ。
ストアカは「教える」と「学ぶ」を繋ぐ場所。あらゆる種類のオンライン講座が提供されており、楽器やボイストレーニングはもちろん、英会話やヨガなどの講座も多数あります。
もちろんギター（弾き語り）講座もあります！こちらもギターを用意する必要がありますが、１時間当たりのレッスン単価もお手頃なので、オンラインに慣れている方なら、まずはストアカから始めてみるのアリですよ。
講師ごとに特徴があるので、講座や講師の特徴を比較して、自分にあった講座を探しましょう。
まとめ
ギターの弾き語りは、初心者向きであるとお分かりいただけたと思います！
DVDを繰り返し見て、基礎固めをしっかりしたい方は「講座DVD」で、自分の希望に沿ったレッスンを作成して欲しい方は「オンラインレッスン（THE POCKET／椿音楽教室）」、気軽に始めたい方は「ストアカ」でギターの練習を始めましょう！
そして、指がギターになじんできたら、お気に入りのミュージカル音楽をギターで弾いてみてくださいね。
そのまま弾いて音が鳴るギター。弾き語りによく使われ、アコギとも呼ばれる。
アンプと言われるスピーカーに繋いで音を出す。楽器単体では音が鳴らず、電気を使って音が鳴るギター。
アコースティックギターにアンプの指し口が付いており、アコースティックギターとしても、エレキギターとしても使えるギター。